山脇百合子監修
『ギャスケル文学にみる愛の諸相』
(北星堂、vii + 276、2002年3月、2,800円)
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目 次
- はじめに(小池 滋)
- 序章:エリザベス・ギャスケルの生涯と作品(山脇百合子)
- 第1章:『従妹フィリス』における人間愛の追求(山脇百合子)
- 第2章:メアリー・スミスへの花束−−あるいは、ドランブル流の愛情(小池 滋)
- 第3章:ルースの愛=エロスとアガペー(朝日千尺)
- 第4章:『シルヴィアの恋人たち』−−文学の素材としての恋愛(鈴江璋子)
- 第5章:『メアリー・バートン』にみる母の愛(阿部美恵)
- 第6章:「一時代前の物語」における悲劇的人生からの解放−−愛と家庭を通して(足立万寿子)
- 第7章:『クランフォード』における愛の形(宇田朋子)
- 第8章:「魔女ロイス」、原典比較と構造分析による主題の解明(大野龍浩)
- 第9章:『シャーロット・ブロンテの生涯』における神の愛(金丸千雪)
- 第10章:『北と南』−−ヒロインが語ること、語らないこと(木村晶子)
- 第11章:「リビー・マーシュの三つの時代」「ペン・モーファの泉」−−見捨てられた人たち(多比羅眞理子)
- 第12章:暗い夜明けから日だまりの午後へ−−『悪夢の一夜』小論(中村美絵)
- 第13章:『妻たちと娘たち』における恋愛と結婚(中村みどり)
- 第14章:ギャスケルの短篇小説における愛の諸相−−沈黙、憎しみ、母、白己犠牲(松岡光治)
- 第15章:ギャスケルにおける反《近代》(諸坂成利)
- あとがき(山脇百合子)
- ギャスケル関連参考図書
- 執筆者紹介
- 年譜
- 索引
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