生誕200年記念(2010年09月) |
<日本図書館協会選定図書>
『ギャスケルの文学』の増刷版(3,400円、英宝社)
ディケンズが「シェヘラザード」と称えた
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まえがき 巻頭言 作品、略語、文献 第1章 ギャスケル夫人の生涯(Edgar Wright, Laurentian University) 第2章 ギャスケル研究100年の歩み(John A. V. Chapple, University of Manchester)
第3章 『メアリ・バートン』(松岡光治、名古屋大学) |
第7章 『シャーロット・ブロンテの生涯』(木村晶子、早稲田大学) 主要な人物 作品の梗概 女性の務めと作家の務め (1)作品成立の背景 (2)女性としてのシャーロット・ブロンテ (3)作家カラー・ベル (4)女性の務めと作家の務め--ブロンテとギャスケル 第8章 『シルヴィアの恋人たち』(鈴江璋子、実践女子大学) 主要な人物 作品の梗概 国の政策に翻弄される (1)異議申し立ての書として (2)田園・海洋・都市 (3)ロマンス (4)物語の捩れ (5)消された「女の物語」: 『イーノック・アーデン』との比較 第9章 『従妹フィリス』(矢次 綾、松山大学) 主要な人物 作品の梗概 新旧の価値の出合いとヒロインの自立 (1)序 (2)ホープ農場とフィリス (3)新しい価値との出会い、そして葛藤 (4)善意ゆえの苦しみ (5)結び 第10章 『妻たちと娘たち』(市川千恵子、奈良女子大学) 主要な人物 作品の梗概 自己形成への道程 (1)序 (2)精神と身体の清らかさ (3)女らしく、美しい身体の獲得 (4)社会的階層と女性の自己表現 (5)結び 第11章 短編小説(Angus Easson):林 芳子訳 第12章 ギャスケル関連情報 あとがき 索引 執筆者紹介 |